スペースエンジニアリング株式会社

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計測事例

維持性能確認試験

供用中のアンカーの緊張力を除荷した後に多サイクル載荷を行い、テンドンの引張り強さや引抜き耐力が確保できるかを確認する試験です。使用するジャッキはストローク100~200mm程度を必要とします。
アンカー機能の安定解析をするにはきわめて有効ですが、既設アンカーの状態や作業状況によりジャッキやテンドンの飛び出し等の危険を伴う試験です。
測定には人が近づかなくていいような変位計を使用し、データロガーからパソコン画面にて荷重と変位の状況をモニターしながら試験を行います。
また試験位置はクレーン等が使用できないケースが多いことから、人力運搬が可能な軽量ジャッキの使用が望まれます。

維持性能確認試験
当社のジャッキやポンプ等の加圧機械や測定機器はすべて人力にて可搬できます。
クレーンや発電時を用意する必要はありません。
維持性能確認試験
維持性能確認試験
維持性能確認試験

試験の概要

維持性能確認試験
変位計はジャッキ頭部と反力沈下を0.01mm程度の精度にて計測します。
圧力計はポンプの吐出圧力を荷重換算してkN表示にて管理します。
維持性能確認試験
軽量590kNジャッキ
200mmストローク

リフトオフ試験データシートの例

維持性能確認試験
下図のようなPCのモニターを見ながら試験を行います。試験中は荷重-変位曲線を確認し、直線勾配やクリープを常時監視することができます。
維持性能確認試験
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