スペースエンジニアリング株式会社

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計測事例

応力ひずみ測定
応力とひずみは弾性域内において比例関係にあります。従ってひずみを計測することで応力を求めることができます。ひずみはひずみゲージを利用して測定します。

    応力(σ)=ひずみ(ε)×弾性係数(E)

載荷試験等の短期でひずみを測定する場合は、1ゲージ3線の簡単なブリッジで行いますが、長期的にひずみを測る場合は4ゲージ(フルブリッジ)によるのが一般的です。

鋼矢板 4ゲージ法

土木の現場でひずみゲージを設置する場合は、ひずみ貼付部やケーブルの防水防護が極めて重要となります。

H型鋼 4ゲージ法

鋼管杭 4ゲージ法

鉄筋棒 4ゲージ法

鋼管や矢板の一般的なブリッジ構成

鉄筋の場合の一般的なブリッジ構成

1ゲージ3線法

短期計測の載荷試験などで使用します。下の施工例はゲージ1枚で120Ω 1ゲージ3線としていますが、鉄筋やPC鋼線などでは曲げひずみをキャンセルするために、120Ωのゲージを2枚表と裏に貼り240Ω 1ゲージ3線とする場合もあります。
風力発電用の小型鉄塔に横方向に破壊するまで荷重を載荷しました。
L型綱にひずみゲージを貼り付けて応力測定を行いました。
ブリッジ構成は120Ω 1ゲージ3線です。
240Ω 1ゲージ3線
PCストランドφ12.7mmにひずみゲージを貼り付けて応力測定を行いました。
ブリッジ構成は240Ω 1ゲージ3線です。
2枚1ゲージ法3線にすることで曲げをキャンセルし、軸ひずみのみを測定します。

2ゲージ法 パイプひずみ計

2ゲージ法の代表的な製品ではパイプひずみ計があります。塩ビ管(VP=40)に表裏2枚のひずみゲージを貼り付け、曲げひずみを検出するようにしたものです。地すべり地帯におけるすべり面の特定などに使用されます。
但し、パイプひずみ計の測定値は応力に換算することはありません。
パイプひずみ計
パイプひずみ計の設置完了
【地表部の状況】
ボックスはひずみ収録器収納箱
パイプひずみ計の設置完了
【ひずみ集録器の状況】
通信器を接続することで全自動計測にシステムアップが可能です。
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