地盤工学会基準では、基本調査試験として引抜き試験と長期試験について規定しています。 アンカーの長期試験は、アンカーの供用中に作用しているテンドンの残存引張り力が、時間の経過とともに減少する大きさを求め、構造物の安定をはかるアンカーの設計におけるプレストレスの大きさを決定するデータを得るために実施するとしています。 本施工または本施工と同等のアンカーを設計アンカー力の110%にて定着し、荷重と変位と温度 を7~10日間計測します。